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企業にも迫る「ランサムウェア」の脅威 有効な対策方法とは?

By yuchimura Jan 10 2017

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コンピュータの歴史はそのままコンピュータウイルスの歴史であると言ってもおかしくはないほど、コンピュータウイルスの問題は古く、根深い存在です。
 

時代によって様々なタイプのウイルスが登場して猛威を振るってきましたが、今急激に増加しているのが「ランサムウェア」と呼ばれるタイプのウイルスです。近年は、個人だけにとどまらず企業でもランサムウェアの被害に遭うケースが相次いでいます。
 

ビジネスにとって、ウイルス感染は多くの重大なリスクをもたらす一大事です。被害が増え続けているランサムウェアについてあらかじめ知っておき、万全な対策をしておきましょう!

 

ランサムウェアとは?
ランサムウェアの一番の特徴は、「身代金の支払いが要求される」という点です。ランサムウェアに感染すると、まずパソコンのファイルが暗号化されてしまい、まったく開けなくなってしまいます。そして「またファイルを使えるようにしたければ、お金を払ってください」というウィンドウが現れ、身代金を要求されるのです。ランサムウェアにかかってしまうと、重要なファイルも全部見られなくなってしまう上、場合によってはパソコン全体の操作をロックされてしまい、業務に重大な支障が発生します。
 

どのように対策すればいいのか
ランサムウェアへの感染を防ぐためには、ウイルス対策における基礎を徹底することが大切です。セキュリティソフトの使用はもちろんですが、OSなどをこまめにアップデートして最新版にしておくこと、あやしいリンクや添付ファイルは絶対に開かないことなど、普段注意が薄れがちな基本事項を守っていく必要があります。

ただ、どれだけ気を付けていても、やはり「絶対」ということはありません。最近は感染経路や手口も巧妙化しているので、感染の可能性を完全なゼロにすることは実質的に難しいでしょう。
 

ですから、万が一ランサムウェアにかかってしまった場合を想定し、そのときに備えた対策をしておくことが欠かせません。そこで重要になってくるのが「バックアップ」です。
 

いざという時のために、バックアップは必須!
ランサムウェアに感染した場合、パソコンに保存してあるファイルへのアクセスが一切不可能になりますので、日頃からきちんとファイルをバックアップするようにしましょう。バックアップさえしておけば、仮にランサムウェアに感染してしまってもファイルが失われてしまう心配はありません。
 

気を付けておきたいのが、バックアップの保存先です。バックアップ先が外付けHDDやUSBメモリなどパソコンと直接接続されている場所だけだと、そのバックアップメディアも一緒に感染してしまい、結果としてファイルが復元できないという事態に陥りかねません。
 

クラウド型のバックアップサービスならば、パソコンがランサムウェアに感染してしまっても、バックアップファイルは影響を受けることがないため安心です。もしクラウド型バックアップサービスが未導入でしたら、この機会に利用を検討されてみてはいかがでしょうか?
 

使えるねっとでも、ランサムウェア対策に最適なクラウド型バックアップサービス「使えるクラウドバックアップ」をご提供していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
 

使えるクラウドバックアップ

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